(VOVWORLD) -5日午前、ハノイで、フアム・ミン・チン首相の主催の下、政府の7月の月例会議が開かれました。
会議の様子(写真:VGP/Nhat Bac) |
会議では7月と年初7か月間の社会経済開発状況を討議するためのものです。会議の冒頭で、政府は先頃逝去したベトナムの傑出した指導者であるグエン・フー・チョン書記長に一分間の黙とうを捧げました。そのほか、チン首相と会議の参加者は100%の得票率でベトナム共産党の新しい書記長として選出されたトーラム国家主席にお祝いの言葉を述べました。
会議の内容に関して、チン首相は「7月の社会経済状況がほとんどの分野で引き続き前向きな成果を収めた。工業、農業、サービス業といった3つの分野における成長が見られた。マクロ経済が安定し、インフレが抑制され、経済バランスが確保されている。そのほか、社会保障が保たれ、国の領有権、政治と社会秩序も確保され、外交活動の強化もあり、国際社会における地位は高まっている」と明らかにしました。年末までの任務に関して、チン首相は次のように語りました。
(テープ)
「私たちの目標は変わっていません。これらはマクロ経済の安定、インフレの抑制、経済成長の加速に力を入れるほか、公的債務、政府債務、予算の過剰支出を適切に管理するということです。また、私たちは政治的安定、社会秩序を確保しなければなりません。今年は、昨年よりさらに多くの成果を収める必要があります」
チン首相は各部門、機関、地方に対し、国内外の情勢を見守った上で、適切な対策を取って、2024年の任務の遂行のため全力を尽くすよう要請しました。