日本人初の受賞から一年、2026年アーベル賞はドイツの数学者ゲルト・ファルティングス氏へ

(VOVWORLD) -ノルウェー科学文学アカデミーは19日、2026年のアーベル賞をドイツの数学者ゲルト・ファルティングス氏に授与すると発表しました。

授賞理由は「数論幾何学における強力な手法を導入し、モーデルやラングによる長年のディオファントス予想を解決したこと」です。

ファルティングス氏は1983年、60年間にわたり未解決であった「モーデル予想」を証明し、数学界に衝撃を与えました。本人は当時、「研究から何か興味深いものが得られることを期待していた」に過ぎなかったが、この成果は本人を一夜にして有名にし、現在「ファルティングスの定理」として知られています。

また、同氏はp進ホッジ理論や志村多様体の算術的コンパクト化においても先駆的な仕事を成し遂げており、その理論的枠組みは後進の数学者たちに多大な影響を与え続けています。

ゲルト・ファルティングス氏は、1986年に数学界で最も権威ある「フィールズ賞」を受賞しているほか、数々の著名な数学賞を手にしています。

受賞の知らせを受けた瞬間の様子は映像に記録されています。通常の会議と聞かされて出席していた同氏は、発表の瞬間、驚きのあまり数秒間沈黙しました。「想定していなかったので驚いた」と語り、小さな微笑みを浮かべるシーンもありました。(news.yahoo.co.jp)

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