（写真：VOV）

日越外交関係樹立50周年記念にあたり、13日から18日にかけて、日本の第五管区海上保安本部所属神戸海上保安部の巡視船「せっつ」が中部港湾都市ダナンを訪問します。13日午前、ダナン市内のティエンサ港で、この巡視船を歓迎する式典が行われました。

巡視船「せっつ」は東南アジア周辺海域における海賊対策のため、1月27日から約1か月間にわたって東南アジア周辺海域で活動中です。

訪問期間中、同船はベトナムに親善寄港するとともに、ベトナム海上警察などとの合同訓練を実施し、協力関係促進、および捜索救助対応能力の向上を図るとしています。2月下旬には日本関係船舶などとの官民連携海賊対処訓練が行われ、2月28日に神戸港に入港の予定です。

これらの取組を通じて、日本とベトナムの友好関係が深まるとともに、インド太平洋海域の法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に貢献することが期待されています。