(VOVWORLD) - 20日、日本の海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が中部カインホア省の軍事要衝カムラン湾の国際港に寄港し、23日までベトナム訪問を行います。
艦内で記者会見した第一護衛隊群司令の西山・高広海将補(指揮官)は「日本は『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、国際法を順守し、海洋秩序の維持に貢献する」と強調しました。重要なパートナーであるベトナムと安全保障関係を強固にしたいとの意向を示しました。日本の海上自衛隊の護衛艦によるベトナム訪問は両国の外交関係樹立50周年を記念する活動の一環です。
「いずも」とともに護衛艦「さみだれ」も寄港し、2隻の乗員は599人にのぼります。ベトナム滞在中、日本代表団はカインホア省人民委員会を表敬訪問し、海軍第4軍管区司令部と会見するほか、海軍学院を見学し、ベトナム海軍の幹部と意見交換を行い、親善スポーツ試合にも参加するとしています。