(VOVWORLD) -14日、日本経済新聞社の英文媒体「Nikkei Asia」は、台湾に本社を置いて半導体の設計支援を手掛けるアルチップ・テクノロジーズ(AlchipTechnologies)コーポレーションに関する記事を掲載しました。
(写真:ロイター) |
この記事によりますと、アルチップ・テクノロジーズは、R&D研究開発チームへの参加を目指すベトナム人材の発掘を強化しており、今年中、ベトナムに初の支店を開設する予定です。アルチップのジョニー・シェン社長兼 CEOは、ベトナムのエンジニアの能力と質の高い人材供給源を高く評価するとともに、「ベトナムはアルチップにとって非常に魅力的な選択肢である」との確信を表明しました。
また、記事の中で、韓国やアメリカの大手企業は、ベトナムのテクノエンジニア供給源に焦点を当てていると強調しました。これらの企業は、ベトナムでテクノエンジニアと支店の数をより多く増加させるという目標を設定しています。
特に、アメリカ西海岸シリコンバレーに本社を置くSynopsysはベトナム各地のデザインセンターで従業員500 人以上を擁しています。ベトナムは、政府の支援と配慮により、半導体産業分野における有望な人材供給源になりつつあると評価されました。
さらに、Nikkei Asiaは、世界の半導体産業における労働力不足の中で豊富な技術人材を提供することは、世界の技術バリューチェーンにおけるベトナムの地位を向上させるのに役立つ可能性もあるとしています。