日越関係 信頼と誠意をもって「未来を志向し、世界へ触れる」

(VOVWORLD) - 9月21日は、ベトナムと日本が正式に外交関係を樹立してから50周年を迎えます。過去50年にわたり、両国間の友好と協力は絶え間なく多くの分野で強化・発展してきました。

両国関係においては、経済・貿易・投資は注目すべき分野です。現在、日本はベトナムにとって最も重要な経済パートナーであり、最大のODA政府開発援助の提供国であり、ベトナムの第4位の貿易相手国でもあります。日本のODAにより、ベトナムは高速道路や橋、空港、港など重要なインフラを整備しています。また、両国は、双方の関係の重要な法的枠組みを構築したほか、CPTPP環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定や、RCEP地域的な包括的経済連携協定などの新時代の自由貿易協定に加盟しています。

日越関係 信頼と誠意をもって「未来を志向し、世界へ触れる」 - ảnh 1ファム・ミン・チン首相

今年3月に開催された日越ハイレベル経済会議で講演したファム・ミン・チン首相は、経済・貿易・投資における協力が常に両国の特別な焦点であると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムと日本は、CPTPPを達成するために高い決意と忍耐を持って多くの努力をしてきましたが、実際からみると、CPTPPは両国の利益、ならびに両国のビジネス界の利益に合致するだけでなく、地域と世界の安定、協力、発展にも応えていることがわかりました。また、この20年間で8のフェーズにわたって実施されている日越共同イニシアチブは、ベトナムの投資環境の改善と競争力の向上に大きく貢献しています」

なお、現在、ベトナムには200社以上の日系企業が進出しており、そのうち60%以上が事業拡大の計画を持っています。この割合は、ASEAN東南アジア諸国連合全体において47%であることから、日本企業のベトナムへの投資意欲が最も高いことを証明しています。

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