(写真:AP)
(NHK) 韓国大統領府の関係者が明らかにしたところによりますと、日本、中国、韓国3か国の首脳会議が来月、ソウルで開かれるのに合わせて、安倍首相とパク・クネ大統領との首脳会談を来月2日に開くことを日本側に提案し、現在、回答を待っているということです。
日韓の首脳会談が開かれれば、2012年5月以来、3年半ぶりとなり、安倍首相とパク大統領が就任してからは初めてとなります。
パク大統領は、いわゆる従軍慰安婦問題の解決に向けて日本が譲歩することを事実上、日本との首脳会談の前提条件と位置づけていましたが、冷え込んだ日韓関係の改善を求めるアメリカ政府の意向や、韓国の国内世論を考慮して、今回、首脳会談に臨むことを決めたものとみられます。ただ、パク大統領が慰安婦問題の解決を強く望んでいることに変わりはなく、首脳会談でどのような主張をするかが最も注目されます。
また、慰安婦をはじめ歴史認識の問題とは切り離す形で北朝鮮の核やミサイルの問題など安全保障に関する日本との協力について柔軟な姿勢を示すのかも焦点の一つです。
一方、中国の劉振民外務次官は26日に記者会見し、日中韓3か国の首脳会議に出席するため、李克強首相が今月31日から来月2日までソウルを訪れると発表しました。
李首相は、ソウルでパク大統領との中韓首脳会談を行いますが、安倍首相との日中首脳会談を行うかどうかについて、劉次官は「現在調整中だ」と述べるにとどめました