朝鮮 “超大型ロケット砲の発射実験を実施 目標に命中した”
(VOVWORLD) -朝鮮民主主義人民共和国のメディアは、「超大型ロケット砲」の発射実験を27日行い、海上の目標に命中したと伝えました。
一方、訓練に立ち会ったキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、準備を進めている朝鮮労働党の党大会で核戦争の抑止力強化に向けた新たな構想を示すことを示唆しました。
朝鮮民主主義人民共和国国営の朝鮮中央テレビは28日、キム・ジョンウン総書記の立ち会いのもと、「超大型ロケット砲」の発射実験を27日実施したと伝えました。
訓練では新技術の検証を目的に4発が発射され、358.5キロ飛行して海上の目標に命中したとしています。
公開された写真からは、2台の移動式発射台からミサイルが発射されて目標に着弾する様子や、キム総書記が娘とともに視察する様子が確認できます。
キム総書記は、機動性や命中精度が向上したと評価したうえで「外部からのいかなる干渉も無視できる、自律して精密誘導される飛行システムが、この兵器の重要な特徴だ」と述べたということです。
韓国軍は、朝鮮民主主義人民共和国が27日午後、首都ピョンヤンの北から日本海に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射したと明らかにしていて、この発射実験を指すとみられます。
一方、キム総書記は2021年以来の開催に向けて準備を進める朝鮮労働党の党大会をめぐり、「核戦争の抑止力を一層、強化するための次の段階の構想を明らかにするだろう」と示唆しました。
韓国メディアは、党大会を前にミサイルを発射し対外的に存在感を誇示するねらいだと伝えています。(NHK)