【共同】朝鮮民主主義人民共和国の金正男氏殺害事件で、マレーシア政府から国外追放された朝鮮民主主義人民共和国の姜哲駐マレーシア大使が7日、空路で経由地の北京に到着しました。北京国際空港のVIP出口から出た姜氏は取材に応じることなく家族と共に朝鮮民主主義人民共和国大使館の車両に乗り、市内の大使館に入りました。
7日午後に北京から平壌に向かう高麗航空便があり、姜氏は早ければ同便で帰国する可能性があります。
朝鮮民主主義人民共和国も7日午前10時を期限としてマレーシアの駐朝鮮民主主義人民共和国大使の国外追放を通告しており、両国関係は悪化の一途をたどっています。同大使は既にマレーシアに召還されています。