(VOVWORLD) - 10日、北海道札幌市で第3回ベトナム祭りが開幕し、日本を公式訪問中のブイ・タイン・ソン外相が開会式に出席しました。
開会式の様子 |
ソン外相は開会の挨拶で、この祭りが回を重ねるごとに北海道在住のベトナム人コミュニティ約12000人にとって欠かせない文化イベントになっていると述べました。「重要な精神的な糧」と表現し、豊かで多様なプログラムが両国の相互理解と信頼関係の深化に貢献していると強調しました。
今回の祭りは、2023年に日本とベトナムが「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的な戦略的パートナーシップ」を締結して以来、北海道で初めて開催される大規模な文化交流イベントという意義も持っています。
2日間にわたる祭りでは、ベトナムのクアンニン省が2つのブースを出展し、芸術団による公演も行われました。これらを通じて、クアンニン省の自然や文化、投資環境などの魅力に加え、ベトナムという国の多彩な魅力を日本の人々に広くアピールすることを目指しています。
この祭りは、両国の友好関係をさらに深める重要な機会となるとともに、在日ベトナム人コミュニティと地域社会をつなぐ架け橋としての役割も果たすことが期待されています。