核安保サミットが開幕 国際機関の行動計画を策定へ


 
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(写真:antv.gov.vn)

(日経)核物質のテロ悪用防止策などを協議する第4回核安全保障サミットが3月31日夜(日本時間1日朝)、アメリカのオバマ大統領がホワイトハウスに各国の代表団を招いて開幕しました。50カ国以上の首脳らが参加し、2日間の日程で核防護や核不拡散について議論するとしています。

サミットでは国連や国際原子力機関(IAEA)など5国際機関の行動計画を策定する予定です。テロリストが核物質を奪ってばらまく「ダーティー・ボム(汚い爆弾)」などの核テロを防ぐ取り組みを進めるほか、原子力施設へのサイバーテロへの対策も強化する方針です。

核兵器に転用可能な高濃縮ウランやプルトニウムを厳格に管理し、各国の保有量を最小限に抑える方針を確認します。日本も3月22日、高濃縮ウランや研究用プルトニウムを積んだ英輸送船を茨城県東海村からアメリカに向けて出港させました。

アメリカとの核軍縮協議が停滞しているロシアはサミット参加を見送りました。核大国ロシアの不参加は初めてで、ウクライナやシリアで軍事的対立を強める米ロの関係悪化が影響したとみられます。

核安保サミットはアメリカのオバマ大統領の提唱で2010年に開始、今回が最後となります。これまでに30カ国が核兵器百数十発分の核物質を処理・除去しました。15カ国・地域が高濃縮ウランなどを国外に搬出しました。

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