(VOVWORLD) -ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、スペインが、イスラエルが占領下に置くヨルダン川西岸の入植地での住宅建設続行を決定したことを、深く懸念していると表明しました。
(写真:AFP/TTXVN) |
5か国からの書面による共同声明で、イスラエルの入植地拡大は国際法に違反するものであることが強調されました。
声明で、イスラエルのこの行為は、イスラエルとパレスチナの間の公正で恒久的な平和の構築と二国家解決を一層危険にさらすものであると述べられ、「イスラエルがヨルダン川西岸の入植地での4900戸以上の住宅建設続行を決定したことを深く懸念しています。イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの間の国交正常化合意による良い進展があるのに対し、この取り組みは、悪影響を及ぼすものである」と伝えられました。
声明で、イスラエルのこの行為は、パレスチナとの対話再開に向けた当事者間の信頼を高める努力にも打撃を与えていると指摘され、「そのため、東エルサレムとヨルダン川西岸における入植地建設とパレスチナの建物の移動と破壊を即時停止するよう呼びかける」と述べられました。
声明で、イスラエルに対し、国連安全保障理事会第2334号の決議を完全に履行するよう要請されました。