20日午後、国家主席府で、チャン・ダイ・クアン国家主席は北部山岳地帯にある15の省の国境地域や少数民族居住地に住む長老、村長、芸人ら122人と懇親会を行ないました。これは4月19日の「ベトナム民族文化の日」を記念する活動の一環です。
席上、クアン主席は「これまで収められてきたあらゆる分野での成果には長老、村長、芸人をはじめ、北部山岳地帯の各少数民族の積極的な貢献があった」と強調しました。そして民族作業と民族文化保存の任務は重要であることから文化スポーツ観光省、各省庁、地方は民族作業と民族政策に関する党、国家の決議、指示を貫徹させ、効果的に実施しなければならないと訴えました。
クアン主席は次のように語りました。
(テープ)
「中央レベルの各省庁、部門が国境地域や山岳地帯にある各省への投資や支援を強化するよう希望します。また、国境地域や山岳地帯にある各省の行政に対し、知恵を出して、決意を高め、各地方、各階級、都市、農村、平野、山間部の間の格差是正に尽力するよう求めます。一方、全政治システム、全国民の力を民族文化価値の保存、発揮に生かす必要があります。」
このように語ったクアン主席は、これらの地方に対し、文化活動の質的向上を経済社会発展、国防・安全保障の確保、新農村づくり、各地方間の格差の是正と連携させ、進めるとともに、文化保存、発揮に力を入れるよう希望を表明しました。