(写真:EPA/TTXVN)
【mainichi.jp】トランプ米大統領は6日、テロリストの流入阻止を目的にしたイスラム圏7カ国からの入国を禁ずる大統領令に代わる、新たな命令に署名しました。対象からイラクを除いて6カ国とし、米国入国を90日間禁止します。アメリカの査証(ビザ)や永住権(グリーンカード)の保有者は対象外とします。実施は3月16日からです。これに伴い、各地の空港などで混乱を生み、法廷闘争に発展した現行の禁止令は取り消します。
新大統領令は、イラン、シリア、リビア、イエメン、スーダン、ソマリアの6カ国は、継続して規制の対象としました。また、難民の受け入れ上限をオバマ政権時代の年11万人から5万人に引き下げ、大統領令発効から120日間は受け入れを全面停止します。前回は内戦が続くシリアからの難民が無期限停止の対象でしたが、今回は国籍を問わず一律で停止します。