(VOVWORLD) - 14日午前、ベトナム共産党中央委員会本部で、トー・ラム党書記長・国家主席の主宰の下、汚職防止対策中央指導委員会の第26回会議が開かれました。
席上、ラム党書記長・国家主席は「今年上半期において、各部門や機関に発生した大規模な汚職事件の調査、起訴、裁判が断固として指導されたことから、汚職防止対策で著しい成果を収めてきた」と評価するとともに、「各レベルの党委員会と関連省庁が汚職と闘う決意を固め、行動の効果向上に取り組んでいる」と明らかにしました。その中で、汚職から生まれた資産の回収・資産算定は、多くの好転が見られました。
また、ラム党書記長・国家主席は関係機関に対し、汚職と不祥事防止対策を同期的かつ精力的に実施する一方、汚職防止に関するメカニズムの整備を促進し、ボトルネックの解消、問題点の解決に力を入れるよう求めました。さらに、汚職と不祥事防止対策は社会経済開発に奉仕すべきで、社会経済開発にマイナス影響を与えてはいけない。また、汚職防止対策が幹部、党員、国民の監視下に置かれる必要があると強調し、次のように語っています。
(テープ)
「汚職防止対策を効率化し、啓発を促進するとともに、文化構築、清廉教育、汚職・不祥事防止を進め、権力の行使と監視を強化し、汚職と不祥事の防止対策における国会やベトナム祖国戦線、政治・社会団体、報道機関、国民の役割を向上させなければなりません」