第136回IPUのダッカ声明 人間の尊厳と福祉保障へ
7日、バングラデシュの首都ダッカで、IPU列国議会同盟の第136回総会がダッカ声明を採択し、閉幕しました。
総会で演説しているベトナムのトン・ティ・フォン国会副議長
「不平等と戦う:人間の尊厳と福祉保障のため行動しよう」と題するこの声明は、不平等は世界の差し迫った問題で、各国の経済成長と繁栄を妨げ、暴力と社会的不安とつながっていると明らかにしました。また、ダッカ声明は、世界レベルでも国レベルでも不平等を抑えるためには、各国の協力が重要であるとした上で、いろいろな対策を打ち出しました。
そして、今回の総会で、内政干渉対策における国会の役割向上、持続可能な開発を目指す国際協力の促進、アフリカの干ばつ被災者への支援強化に関する幾つかの決議が採択されました。今回の総会で、ベトナム国会代表団は積極的に活動し、総会の成功に貢献してきたと評されています。