第14回党大会:「エネルギー・ 2045年に向けたベトナム成長のカギ」
(VOVWORLD) - エネルギーは、2045年に向けたベトナムの成長を左右する最も重要なカギ。こう指摘するのは、ベルギー・ブリュッセル工科高等学校(ECAM)の講師でエネルギー専門家のエリック・ヴァン・ファーレンベルフ氏です。
ファーレンベルフ氏 写真提供:TTXN |
同氏は、ベトナムは2045年まで高い成長を遂げる十分な可能性を持っていると評価しています。その前提条件として挙げるのが、「価値の生み出し方」を根本から転換し、強靱で信頼性の高いエネルギー基盤を確立することです。
エリック氏によりますと、今後数十年にわたり高成長を維持し、2045年に高所得国入りを目指すというベトナムの目標は、既存の強みと整合的だといいます。国際社会との深い統合、一定の水準に達した産業基盤、なお続く「人口ボーナス期」、そして比較的有効に機能してきた政策運営能力はすでにそろっている、との見方です。
一方で、世界を取り巻く環境はかつてとは大きく様変わりしています。問題の核心は、どれほど速く成長するかではなく、どのような成長の仕方で、より多くの価値を、より少ない資源で生み出せるか、さらに外部ショックへの耐性をいかに高めるかにあると強調します。
持続的に「二桁成長」を実現するためには、生産性、エネルギー、制度という三つの基盤を同時に中核に据える必要があると指摘しました。2045年を見据え、生産性や付加価値、労働者の技能、電力システムの信頼性、制度の質といった具体的な指標を明確にすることで、野心を行動へと落とし込み、国民や企業、さらには国際社会からの信頼を一層強固なものにできるとしています。