和太鼓の演奏（写真：Hoàng Liên/baodanang.vn）

開会式で、ダナン市人民委員会のグエン・ティ・アイン・ティ副委員長は、「ホイアンは16～17世紀にかけて国際貿易港として栄え、東西文化が交わる象徴的な都市であり、ベトナムと日本の交流・協力関係の原点でもある。こうした関係は、長い年月をかけて大切に育まれてきた」と述べました。 20年以上にわたって開催されてきた「ホイアン・日本祭り」は、両国の人々を結ぶ確かな架け橋となり、相互理解と信頼、そして友好の深化に寄与してきました。

今年の交流行事は、ホイアン旧市街が正式にダナン市の一部となった新たな節目の中で行われています。これにより、文化・芸術交流や観光振興に加え、ダナン全体、そしてホイアンと日本の各地との経済協力においても、新たな可能性が広がることが期待されています。

会期は26日から28日までの3日間で、ホイアン旧市街は活気あふれる文化交流の場となります。期間中は、日本の伝統人形の展示、堺市による伝統的な行列、和太鼓の演奏のほか、街中での芸術交流や伝統芸能の披露など、多彩な催しが行われています。