第7回ベトナム・アメリカ国防政策対話


17日午後、ハノイで、ゴ・スアン・リック国防大臣は第7回ベトナム・アメリカ国防政策対話に参加するため、ベトナムを訪問中のアメリカ国防長官のカラ・アバクロンビー副次官補と会見しました。席上、リック大臣は「ベトナムは両国の利益と地域、ひいては世界の平和、安定、発展に向けて、国防をはじめ、あらゆる分野でアメリカと協力したい意向がある」と強調しました。

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(写真:congly.vn)

また、リック大臣は第7回ベトナム・アメリカ国防政策対話の成果を歓迎するとともに、2011年、両国の国防省が調印した覚書や2015年の国防協力のビジョンに関する共同宣言に基づき、双方は協力を強化していくよう希望を表明しました。

これに先立つ17日午前、グエン・チ・ビン国防次官とアバクロンビー副次官補は今対話を共催しました。対話で、双方は訪問団の交換や海上安全保障、海上の法律施行、人道支援、国連の平和維持活動への参加、被災地の救助、教育訓練などの分野での協力の強化措置について協議しました。

地域と世界情勢に関して、アバクロンビー女史はアメリカのリバランス(再均衡)政策には変化がない。アジア太平洋に対するアメリカの公約が実施し続けられると明らかにしました。

一方、ビン次官はアメリカをはじめ、他のパートナー国の地域への関与が平和、安定、繁栄をもたらす場合、この関与を支持すると強調しました。双方は紛争を国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約に従って、平和的措置で解決すべきであるという立場で一致しました。

 

 

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