10日、ミャンマーの首都ネピドーで、開催中のASEAN=東南アジア諸国連合の第47回外相会議は5日間の議事日程を終え、閉幕しました。会議は共同コミュニケを発表し、ASEANは団結を強化し、ASEAN内と対外関係、また、地域と国際問題に関し、統一した立場をとると強調しました。
コミュニケの中で、加盟諸国の外相らはTAC=東南アジア友好協力条約や東南アジア非核兵器地帯条約、DOC=海上行動宣言の実施を促進し続けると強調しました。また、ASEANは平和、安定、発展、安全保障などの問題に関し、共同的な立場を示すとともに、それぞれの加盟国とASEANの平和、安全保障の強化に向け、政治・安全保障分野での協力を促進すると確約しました。
今回の会議において際立った成果の一つに地域内の諸問題に対するアセアンの団結が示されたということです。これについてアセアンのレ・ルオン・ミン事務局長は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム東部海域問題に関して、アセアン外相はこの海域の緊張を引き起こす動きに懸念を表明すると共に、この海域の平和、安定の維持と海上航行の自由と安全保障の重要性を再確認しました。また、アセアン外相はアセアンの6原則とDOC作成10周年にあたり発表されたアセアンと中国との共同宣言の遵守の必要性を強調しました。アセアン外相は関係各国が自制をし、この海域の情勢を緊張させる行為を避けると共に、1982年の国連海洋法条約を含め、国際法を通じて、紛争を平和的に解決することを望んでいます」
第47回アセアン外相会議に参加したファム・ビン・ミン副首相兼外相を始めとするベトナム代表団はこの会議で行われた討議に積極的に参加し、アセアン共同体の構築と地域内の平和、協力の維持に対するアセアンの中心的な役割の向上に寄与してきました。