米、カナダとNAFTA合意できず

(news24.jp)NAFTA(=北米自由貿易協定)の再交渉を巡り、アメリカのトランプ大統領は先月31日までにカナダと合意できなかったとして、議会に対しメキシコとの2国間協定を進める意向を通知しました。

アメリカとカナダは、ここ数日、協定の見直しについて断続的に協議を続けてきたが、先月31日までに合意に至りませんでした。

これを受け、USTR(=アメリカ通商代表部)は声明を出し、トランプ大統領が議会に対して、これまでのカナダ・メキシコとの3か国のNAFTAではなく、すでに合意に達しているメキシコとの2国間協定を進める意向を通知したと発表しました。

トランプ大統領は「カナダと取引できなくても構わない。ただ、どうなるか様子を見よう」と語りました。

カナダとの協議は来週も続くことから、メキシコとの協定手続きを先に進めることで、カナダに圧力をかける狙いがあるとみられます。

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