アメリカ・ニューヨークで、学校に向かう学生＝THX/ TTXVN

アメリカでの新型コロナウイルス感染症による死者が国民の５００人に１人に達したことがわかりました。

アメリカ・ジョンズ・ホプキンス大学のデータによりますと、１４日夜時点のアメリカでの新型コロナによる死者は６６万３９１３人となりました。アメリカの人口は国勢調査局の２０２０年４月時点の数値で３億３１４０万人です。

アメリカでは病院が押し寄せる患者への対応に苦慮し、子どもの感染者も増えています。感染を抑えて死者の増加を防ぐため、当局は職場でのワクチン接種や学校でのマスク着用の義務化を進めています。

感染力の強いデルタ株がまん延し、夏の初めから１日の新規感染者や入院、死亡率が跳ね上がりました。

１４日時点で１日の新規感染者数は過去１週間の平均で１５万２３００人あまりです。今年最も低かった６月２２日時点の１万１３０３人の１３倍以上となっています。

１日の死者数は１４日時点での同平均値で１８０５人と、今年最も低かった７月５日の２１８人を大きく上回ります。

人口に占める接種完了者の割合は５４％にとどまります。新たに接種を受けた人数は３４万１９００人超で、先週より４％、１カ月前より２８％減少しました。（CNN.co.jp）