米当局、爆弾攻撃計画を阻止 カリフォルニア州で年末に複数標的 4人を訴追

(VOVWORLD) - アメリカのボンディ司法長官は15日、カリフォルニア州内の複数の標的に対する爆弾攻撃計画を阻止したと発表しました。この計画に関連して、4人が訴追されたということです。

同州中部地区の連邦地方裁判所に提出された訴状によりますと、4人は共謀および未登録の破壊装置を所持していた疑いが持たれています。

ボンディ長官は声明で、「極左、親パレスチナ、反政府、反資本主義を掲げる『タートルアイランド解放戦線』が、今月31日からカリフォルニア州内の複数の標的に対して一連の爆破行為を実行する準備を進めていた。アメリカ移民・税関捜査局(ICE)の捜査官や車両も標的にする計画だった」と述べました。

訴状によりますと、31日にはロサンゼルス地域にあるアメリカ企業2社を標的に、5か所に爆発物を仕掛ける計画だったとされています。

容疑者らが爆発装置の組み立て作業を完了する前に、連邦捜査局(FBI)の捜査官が介入したということです。

さらに訴状によりますと、容疑者らは来年1月または2月に、パイプ爆弾を使ってICEの捜査官や車両を狙う計画についても話し合っていたとされています。(ロイター)

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