(写真: thst.vn)
アメリカとオーストラリア両政府は12、13両日、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)をボストンで開催しました。4閣僚は共同声明を発表し、ベトナム東部海域、南シナ海・南沙(英語名・スプラトリー)諸島で岩礁埋め立てや建設工事などを進める中国に対し「強い懸念」を表明しました。
アメリカ側からケリー国務長官とカーター国防長官、オーストラリアからビショップ外相とペイン国防相がそれぞれ出席しました。
ケリー長官は13日の閉幕記者会見で、南シナ海の領有権争いについて「航行と飛行の自由は国際海洋法の不可欠な柱だ」と指摘し、埋め立てや建設、軍事化をやめるよう重ねて要求しました。ビショップ外相も「全ての当事国に一方的かつ緊張を高める行動を取らないよう促す」と強調しました。
アメリカ政府は現在、南沙諸島の中国の人工島から12カイリ以内に軍艦を送り込む作戦の是非を検討しています。カーター長官はこれに関し、「アメリカは国際法が許すあらゆる領域で航行や飛行を行う。われわれが選んだ時間と場所でそれを行うし、南シナ海も例外ではない」と主張しました。