米軍 イエメンでフーシ派の拠点攻撃で “74人死亡” 現地報道
(VOVWORLD) -アメリカ軍は中東のイエメンでイランの支援を受ける反政府勢力フーシ派の拠点を攻撃し、地元メディアによりますとこれまでに74人が死亡しました。
(写真:THX/TTXVN) |
アメリカ中央軍はイエメン西部の港がイランから反政府勢力フーシ派への燃料の密輸に使われ、フーシ派の資金源になっているとして、この港を攻撃したと17日、発表しました。
地元メディアによりますとこの攻撃で港周辺にいた74人が死亡し、170人以上がけがをしました。
トランプ政権が3月から行っているイエメンへの攻撃では、最多の死者数となりました。
一方、イスラエル軍は18日、イスラエルの上空にミサイルが飛来して迎撃し、イエメンのフーシ派が発射したものとみられます。
一方、アメリカ国務省の報道官は17日、中国政府の支援を受ける企業がイエメンのフーシ派に衛星画像を提供し、中東でのアメリカの権益への攻撃を支援しているとして、中国側を非難しました。
どのような衛星画像が提供されたかなど詳しい内容は明らかにしていませんが、アメリカ側は中国に対し、この企業への支援をやめるようこれまで働きかけていたとしています。(NHK)