米高官がプーチン大統領と会談 ウクライナ情勢など協議
(VOVWORLD) - ロシア大統領府は11日、北西部サンクトペテルブルクでプーチン大統領がアメリカのウィトコフ中東担当特使と会談したと発表しました。AFP通信などが報じています。
アメリカのウィトコフ中東担当特使(左)と握手するプーチン大統領(写真:Sputnik) |
プーチン大統領とウィトコフ特使との会談は、ことし3月以来で3回目となります。今回の会談では、ロシアによるウクライナへの軍事衝突の情勢や、今後の米ロ首脳会談の見通しなどについて協議が行われたものとみられています。
これに先立ち、ロシアのペスコフ大統領報道官は「ウクライナ問題の解決に向け、対話は継続されるだろう」と述べた一方で、「今回の会談で大きな進展があるとは期待していない」との見方も示しました。
また、ウィトコフ特使は同日、ロシアのドミトリエフ大統領特別代表(外国との投資・経済協力担当)とも個別に会談しました。
アメリカのトランプ政権は、ロシアとウクライナの停戦に向けた協議を加速させる構えですが、これまでのところ目立った進展はみられていません。(時事通信)