9日、オーストラリアのシドニーに本部を置くローウィー国際政策研究所のウエブサイト「ザ・インタープリター」はオーストラリアの学者ジュリアン・スネルダー氏の論評を掲載し、その中で「アメリカの政治からはCNOOC=中国石油総公社が石油リグHD-981号をベトナム領海に搬入したことが引き起こす政治や経済面での脅威を懸念している。CNOOCは政治的目標のために行動している」と伝えました。
ベトナム領海で設置された中国の石油リグ
また、「このリグとともに、中国の船舶80隻もベトナム領海を侵犯している」と明らかにした上で、「これは如何なる企業もしない強暴で軽率な行為だ」と批判しています。
さらに、「この事件は中国向けの外国投資に関する論争のテーマとなり、特に、外国企業は中国国営企業の動機について疑問視する可能性がある」と報じています。
これより前の8日付の「ザ・インタープリター」はローウィーの東アジアプログラムのマルコム・クック元ディレクターの論評を掲載し、「中国がアセアンとの合意に違反している」と批判しています。