(VOVWORLD) -8日午後、ハノイで、中央宣伝教育委員会のグエン・チョン・ギア委員長は、表敬訪問の挨拶に訪れたベトナムに駐在するインド、および日本大使館の大使と個別会見しました。
インドのサンディープ・アリア大使との会見で、ギア委員長は、両国が引き続きハイレベル合意書の履行に向けて緊密に連携するとともに、政治的信頼を深め、多くの分野における協力関係を実質的に発展させる必要があると提案しました。
一方、サンディープ・アリア大使は、ベトナムとインドが引き続きこれまでの成果を活用した上で、得意分野での協力を推進することも重要だとの見解を述べました。
他方、日本の伊藤直樹大使との会見で、ギア委員長は、ベトナムが常に日本を重要な戦略的パートナーとして位置づけていると確認するとともに、在ベトナム日本大使館に対し、引き続き両国間の交流、協力を強化する為の架け橋としての役割を果たし続けるよう提案しました。
これに対し、伊藤大使は、両国関係をアジアと世界の平和と繁栄のための「包括的な戦略的パートナーシップ」に格上げしたことは、双方が過去50年間にわたる両国関係の良好な発展の道のりを振り返る重要な節目であると確認しました。また、同大使は、双方が引き続き緊密な協力を強化していくよう希望を表明しました。