途上国支援の資金増額協議 気候対策、COP29開幕
(VOVWORLD) - 12日と13日には首脳級会合が開かれ、先進7カ国(G7)からはイギリスのスターマー首相が参加し、日本からは石破茂首相が欠席する予定です。
国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が11日、アゼルバイジャンのバクーで開幕しました。温暖化対策のため、先進国が途上国に提供する気候資金について協議が行われ、増額で合意できるかが焦点となっています。会期は22日までです。
開会式では、議長を務めるアゼルバイジャンのムフタル・ババエフ環境天然資源相が、世界が直面する気候変動問題に触れ、「あらゆる行動が重要であることを忘れてはいけない」と強調し、「緑豊かな世界に向け、団結して前進しましょう」と参加国に呼びかけました。
12日と13日には首脳級会合が開かれ、先進7カ国(G7)からはイギリスのスターマー首相が参加し、日本からは石破茂首相が欠席する予定です。18日からは閣僚級会合が予定されており、日本からは浅尾慶一郎環境相が出席に向けて調整を進めています。(時事通信)