(VOVWORLD) -18日夜、長野県北部を震源とする地震が起き、県内で最大震度5弱の揺れを観測しました。
(写真:NHK) |
気象庁は、この地域を含めて過去に内陸の浅い場所で起きた大きな地震では、1週間ほど、同じ程度の地震が続発したこともあるとして、注意を呼びかけています。
18日夜8時すぎ、長野県北部を震源とする深さ13キロ、マグニチュード5.1の地震がありました。
大町市と小川村、筑北村で最大震度5弱を観測したほか、関東から近畿にかけての広い範囲で、震度4から震度1の揺れを観測しました。
気象庁によりますと、長野県で震度5弱の揺れを観測したのは、去年元日の能登半島地震以来です。
長野県北部では地震活動が活発になっていて、19日未明にはマグニチュード4.1の地震で最大震度4の揺れを観測するなど、19日午前4時の時点で震度1以上の揺れを観測した地震は43回にのぼっています。
気象庁は、今回の地震で揺れが強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっているおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
また、この地域を含め過去に内陸の浅い場所で起きた大きな地震では、同程度の地震が続発したことがあるため、今後1週間ほど、最大震度5弱程度の地震に注意するとともに、さらに強い揺れをともなう地震が起きるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。(NHK)