電子商取引 ベトナム製品の世界進出後押し

(VOVWORLD) - 電子商取引プラットフォームの発展により、ベトナム製品の世界市場への進出機会が広がっています。この見解は、8月14日にハノイで開催された「電子商取引・機会、推進力、課題」をテーマとした政府主催の討論会で多くの参加者から示されました。
電子商取引 ベトナム製品の世界進出後押し - ảnh 1討論会の様子

電子商取引協会の報告によります、ベトナムの電子商取引市場は引き続き急成長しており、昨年の成長率は25%以上、売上高は250億ドルに達すると推定されています。国内消費者は、Shopee、Lazada、Tiki、Sendo、TikTok Shopなど大手5社の電子商取引プラットフォームで、1日平均約8000億ドン(約3200万ドル)を消費しています。

電子商取引の成長は、注文処理や配送サービスの拡大と品質向上にも密接に関連しており、国境を越えた商品輸出の大きな機会となっています。ベトナムでは、すでに数十万の企業、特に中小企業が電子商取引プラットフォームに参加し、好調な売上を記録しています。

情報通信省デジタル経済・デジタル社会局のチャン・ミン・トゥアン局長は、昨年末の時点で電子商取引部門が国のデジタル経済全体の約15〜17%を占め、大きな成長分野になっていると指摘しました。トゥアン局長は次のように述べています。

(テープ)

「ベトナムの電子商取引には、世界平均レベルに追いつく大きな可能性があります。現在、情報通信省は商工省、特にデジタル経済・商取引局と緊密に連携し、企業や家庭、個人事業主、さらには卸売・小売店のデジタル化を推進しています。これにより、彼らのオンライン進出を後押しするプログラムを展開しているのです」

ベトナム最大の電子商取引プラットフォームであるShopeeベトナムのチャン・トゥアン・アイン最高執行責任者によりますと、特にコロナ禍以降、同社は多くの企業の電子商取引プラットフォーム参入を支援し、従来型ビジネスと比較して売上が大幅に増加したとのことです。現在、同社は新たな販売手法やライブストリーム販売のスキルトレーニングを通じて、企業の市場拡大を支援しています。

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