18日、ハノイで、ブー・ドゥク・ダム副首相は、各省庁と機関、部門の代表と会合を行い、電子政府の質的向上のための方策などについて討議しました。
席上、各省庁部門が情報提供の方法や、窓口を点検し、データを同調させ、インターネットを利用する公的サービスの処理件数を増やせば、ベトナムの電子政府ランキングが大きく改善されるとの意見が相次ぎました。
一方、ダム副首相は、「国家の競争力や、経営環境、電子政府、刷新・創造などに関する国際ランキングの改善は政府の関心事である」とした上で、各省庁、部門、機関に対し、フランスや、シンガポールなどの経験を参考にし、インターネットを利用する公的サービスの処理を強化するよう要請しました。
また、各省庁は、国連や国際組織に情報を定期的に提供するために、電子政府に関連するデータを同調、窓口を統一化させる必要があるとしました。なお、国連が2016年に発表した「世界電子政府ランキング」によりますと、ベトナムは193ヶ国の中で、89位になっているということです。