会議で、グエン・バン・タン財務大臣は、１１月にマクロ経済は概ね安定し、インフレは良好に抑制され、成長が推進され、経済の主要なバランスが確保されていると述べました。年初11ヶ月間の消費者物価指数（CPI）平均は前年同期と比べて3.3%増となりました。11ヶ月間の公共投資の支出額は約553兆ドンで、計画の60%を上回りました。多くの国際機関が、ベトナムの2025年の経済発展について楽観的な予測を示しています。

会議の様子

会議を締めくくるにあたり、ファム・ミン・チン首相は、具体的な結果が前の月よりも良く、2024年よりも良くなっており、国民の物心両面の生活水準が向上していると強調しました。チン首相は、長期にわたる自然災害や洪水による甚大な被害を受けた国民と地方行政府に対し、政府と自身が共感の念を表明し、全国国民と兵士の相互扶助の精神を高く評価しました。

災害の復旧と国民の生活安定を支援するため、政府は家屋が倒壊したり流されたりした全ての世帯のため、住宅の再建、修理、再定住を迅速に行うように「クアン・チュン作戦」を発動しました。チン首相は次のように述べました。

（テープ）

「国民が家を持てずに、第14回党大会の機運を迎えるわけにはいきません。これは単なる行政命令ではなく、『心の命令』であり、全ての幹部と党員の革命精神でもあります。中央および各省庁がこの洪水被害からの復旧に積極的に参加することを求めます」

また、チン首相は公共投資資金の100%支出達成に取り組むとともに、年末にかけての商品・サービスの需給バランスを確保し、市場と物価を安定させ、特に品不足や価格高騰を防ぐよう求めました。