８日、ハノイで、ＡＰＥＣアジア太平洋経済協力会議の（ＩＳＯＭ）非公式高級実務者会合が始まります。これは、ベトナムが主催する２０１７年のＡＰＥＣ首脳会議と関連会議の枠内での最初の活動です。

会合で、加盟各国の代表は、来年の３月に予定されている（ＳＯＭ）公式高級実務者会合に提出されるＡＰＥＣ２０１７の優先課題と主要な活動について話し合います。また、今回の非公式会合とあわせて、ＡＰＥＣ２０１７の優先課題に関するシンポジウム、及び、ＡＰＥＣ企業対話という２つのイベントが行われます。

加盟各国と国際組織の代表約３５０人が参加するこのシンポジウムは、ＡＰＥＣ２０１７の優先課題について加盟各国などの意見を集約するのが狙いです。そして、ＡＰＥＣ企業対話では、加盟国の企業約１００社の代表がＡＰＥＣ加盟国の高官、ＡＰＥＣ書記局の局長、ＡＰＥＣビジネス諮問委員会の代表などと話し合うことができます。

なお、今回の非公式高級実務者会合は９日までハノイの国家会議場で開かれます。