(写真:motthegioi.vn)
(NHK) FRBのイエレン議長は10日、議会下院の公聴会に出席しました。去年12月に、FRBがゼロ金利政策を解除して利上げを始めたあと中国経済の減速や株安、原油安が進んで先行きの不透明感が増し、この日のイエレン議長の発言に市場の注目が集まっていました。
公聴会でイエレン議長は、アメリカ経済は雇用が拡大し緩やかな改善を続けているという見方は維持したものの「海外経済がリスクになっている。金融市場も成長を押し上げる勢いがなくなってきており、長引けば景気や雇用が下押しされる」と述べ、警戒感を示しました。
そのうえで今後の追加の利上げについて「定期的に見直して、適切に調整していく」と述べ、必要に応じ利上げの進め方を見直していく考えを示しました。ただ、いまのところアメリカが景気後退に陥るおそれは低く、再びゼロ金利政策に戻す事態は想定していないとして、徐々に利上げを進めていく意向を示しました。