(VOVWORLD) - IPUのマーチン・チュンオン事務局長は、「ベトナム国会の支援により、この会議は成功した」と感謝の意を表明しました。
閉会式典 |
13日午前、ホーチミン市で開催中のIPU列国議会同盟アジア太平洋地域の専門会議が閉幕しました。
マーチン・チュンオン事務局長 |
閉幕式典後の記者会見で、IPUのマーチン・チュンオン事務局長は、「ベトナム国会の支援により、この会議は成功した」と感謝の意を表明しました。また、アジア太平洋地域のIPU加盟24カ国から200人以上の議員が参加した今回の会議は、世界の差し迫った問題とされている気候変動対策について話し合ったと明らかにしました。
一方、ベトナム国会対外委員会のグエン・ヴァン・ザウ委員会は、「この会議はIPUの発展にとって重要な節目で、ベトナムはIPUの発展に貢献できたことを誇りに思う」と述べました。
閉幕式典に先立ち、会議の出席者らは、気候変動への対応・持続可能な開発目標の実現に向けた財源調達について協議しました。会議で、各国の代表は、気候変動対策に関する経験、特にその事業に必要な費用のための財源調達について集中的に話し合いました。ベトナム国家銀行のグエン・ティ・ホン副総裁は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム国家銀行は、持続可能な開発のために、政府にいろいろな政策や対策を助言しています。人工の3分の2が農村に住んでいるベトナムでは、政府は、農村部の水道・環境保護プロジェクトや、農家への低金利融資などいろいろな優遇政策をとっています。」
なお、IPUアジア太平洋地域の今回の専門会議は11日から13日にかけて、ホーチミン市で、IPU=列国議会同盟とベトナム国会の共催により開催され、そのテーマは「気候変動への対応・持続可能な開発目標の実現にむけた立法者の行動」ということです。