「プラスチックごみと戦う」ホーチミン市の各大学

(VOVWORLD) - ホーチミン市の各大学は、「プラスチックごみと戦う」と言えるほど、この取り組みに先頭に立っているようです。
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プラスチックごみが地球規模の深刻な環境問題になっている中で、ベトナムはプラスチックごみを削減するための取り組みを展開しています。その中で、ホーチミン市の各大学は、「プラスチックごみと戦う」と言えるほど、この取り組みに先頭に立っているようです。

近年、プラスチックごみは、国際的に深刻化する環境問題となっており、環境に関する多くの国際会議の主要議題となっており、ベトナムもこの問題に特別な関心を寄せいています。ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、昨年の6月にカナダで開催されたG7=主要7カ国首脳会議に出席した際、G7と沿海諸国との「気候変動・海面上昇予防対策・海洋環境保護フォーラム」の開設に関するイニシアティブを提案しました。

国内では、プラスチックごみの削減を目指す取り組みが広がっています。今年の4月初めに、プラスチック製のトレイの代わりにバナナの葉で商品を包む多くの大型スーパーマーケットが登場し始めました。また、プラスチックごみ削減を目指す多くの運動が行われています。その中で、ホーチミン市の各大学で展開している使い捨てプラスチック削減運動は大きな効果を上げていると評されています。

ホーチミン市オープン大学は、教師や従業員などに対し、5月5日からキャンパスで使い捨てのペットボトルやストローを使わないよう求めました。また、教師や従業員にウォーターボトルを贈り、毎日自分が用意した水をこのウォーターボトルに入れて大学に持っていくことも求めました。ホーチミン市オープン大学のヴ・フ・ドゥク副学長は、教師や従業員が模範になれば、学生たちも使い捨てのプラスチックを使わないようになると明らかにし、次のように語りました。

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「ペットボトルなど使い捨てのものはとても便利ですが、その被害はとても大きいです。便利性を優先させるという考えを捨てる必要があります。ちょっと不便ですが、どこに行っても自分のウォーターボトルを持っていくということが徐々に習慣になるはずです。多くの人がこの習慣を持てば、コミュニティの習慣になります。そうなれば、メーカーは、プラスチックから環境にやさしい材料を使用する創意工夫を凝らさなければならないでしょう。」

ホーチミン市オープン大学は、教師や従業員の他、学生に対してもプラスチックごみ削減運動への参加を奨励しています。使い捨てのペットボトルを使う習慣を無くすため、学生に無料でウォーターを提供しますが、紙コップを用意しています。この大学の学生グエン・ヴァン・ギアさんは、次のように話しました。

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「プラスチック製のものはとても便利で、馴染んでいるので、最初、使わないようにすることは大変でしたが、慣れてきたら、大丈夫ですよ。ゴミ削減はいいですから、これから使わないように取り組みます。」

一方、ホーチミン市食品工業大学も、使い捨てのペットボトルやストローをはじめ、プラスチック製のものを使わないよう呼びかける運動を展開しています。特に、プラスチックごみ問題に対する学生の認識を高めるため、勉強会や、ボランティア活動を頻繁に行っています。ホーチミン市食品工業大学所属募集広報センターのファム・タイ・ソンセンター長は次のように話しました。

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「当行は、プラスチックごみ問題に対する教師・従業員・学生の認識を高めるための宣伝・啓もう活動を頻繁に行っています。当行の目標は、キャンパスで使い捨てのペットボトルやストローを絶対に使わないということです。」

他方、ホーチミン市経済財政大学は、プラスチックごみ問題をカリキュラムに入れています。「プラスチック製のストローの代わりに環境にやさしい材料でできたストローの生産プロジェクト」や、「市場の購入者がビニール袋の代わりに、布袋か、トウモロコシの粉から作られた袋を使う習慣づくりプロジェクト」などは、「プロジェクト作成」という科目のテーマとなっています。ホーチミン市経済財政大学のホー・ヴィエン・フォン事務部副部長は次のように話しました。

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「私たちの最後の目標は、教師や学生たちにプラスチックごみ問題を深く理解してもらうことです。プラスチックを使わなければ、環境が守られますし、プラスチックごみの処理に必要な経費が少なくなるという効果があります。」

これからも、「プラスチックごみと戦おう」という運動がホーチミン市の各大学だけでなく、全国各地にも広がることでしょう。

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