ハノイ便りの時間がやってまいりました

ホアイ ご機嫌いかがですか皆さん。ホアイです。

アン こんにちは、アンです。6月になり、子供たちは夏休みに入りましたね。

ホアイ そうですね。夏休みは子供たちにとって、一年で最も素晴らしい季節ですね。親ならば誰もが夏休みには子供たちが楽器などの音楽やスイミング・コースに参加するなど様々な計画を立てていますが、アンさんはどんな予定ですか？

アン そうですね。夏休みには子供をスイミングスクールに連れていったり、楽器習得コースに参加させたりしたいですが、夏休みが短いですから、その予定を実現できるかどうかわからないんです。

ホアイ そうですね。今日のこの時間は子供たちが楽しい夏休みを過ごせるための努力についてお話しましょう。

アン 大切ですね。毎年、夏休みになると、ハノイ図書館はたくさんの生徒や学生を迎えます。ハノイに住むファン・ホアイ・アイン ( Phan Hoai Anh) さんは今年の夏休みになると、9歳の娘をハノイ図書館に連れて行きました。アインさんは「一年に、学校での宿題で忙しかった子供は本を読む時間はなかった。そのため、夏休みに、娘が本を読めるようにここに連れて行った」と述べ、次のように語りました。

（テープ）

「子供が読書に興味を持つようになることを望んでいます。今日の子供たちは一年中アニメを見たり、漫画を読んだりして、想像力があまり付きません。うちの子は今年小学4年になりますが、国語が苦手ですから、たくさんの本を読めるように、図書館へ連れてゆくことにしました。」

アン ホアイ・アンさんの話でした。この図書館には国内の書籍２０万冊、外国の書籍２千冊と多くの新聞や雑誌がありますね。

ホアイ ハノイ図書館の幹部であるブオン・ティ・リー（Vuong Thi Ly） さんは「今年の夏に、ハノイ図書館は新しい書籍の導入とサービス利用方法の刷新を行う」と明かにしました。

アン リーさんは次のように語りました。

（テープ）

「各地の子供たちが本を読んだり、コンピューターを利用できるようにするため移動図書館を設けます。また、私たちは子供たちが絵を描いたり、パズルゲームをしたりすることができるコーナーも設けます。」

アン リーさん、ありがとうございます。では、このへんで、ティータイムにして、歌をお楽しみいただきましょう。

お聴きいただいた歌は「夏になった」でした。

話を続けましょう。夏休みには、多くの子供たちは図書館だけでなく、楽器コースやスイミングスクールなどに行くことは前半でも話しましたが、今年の夏休みには子供が水泳の授業を受けさせるために、親たちは子供をスイミングスクールに連れてゆきました。子供の水泳授業への参加を登録したファム・ティ・ミー・ヌオン( Pham Thi My Nuong) さんは次のように語りました。

（テープ）

「最近、溺死する子供の数が増えていますが、学校では水泳の授業がありません。子供の健康増進とともに、万一水の事故が発生した場合、危険から身を守るため、スイミング授業への参加を申し込みます」

アン 子供たちが楽しく夏休みを過ごせるように、親たちは様々な計画を立てていますが、まず始めに重要なことは子供たちに安全な生活環境を整えることだと思いますね。

ホアイ はい。そうです。先ほどのヌオンさんの話のように、夏が始まったばかりなのに、溺死する子がたくさん出ているのは懸念すべきことですね。

アン これを前に、今年、児童保護ケア局は教育養成省、ホーチミン共産青年同盟中央委員会と協力して、居住区で溺水・溺死予防対策を宣伝しています。

ホアイ その対策の一環として、青少年たちが主体的にスイミング・スクールで水泳の授業を受けるということです。児童保護ケア局のグェン・チョン・アン( Nguyen Trong An) 局長は次のように語りました。

（テープ）

「毎年、夏休みになると、児童保護ケア局は各地方の労働傷病軍人社会事業局に通達を送り、児童の死亡や負傷事故予防対策の強化のため、宣伝活動を進めるよう求めました。特に、今年は子供を事故から守るため、安全な家を作ることに力を入れます。ですから、児童が遭遇する事故の60％は家庭内とその周辺で発生しているからです。」

ホアイ アン局長の話でした。親たちはもちろん、社会全体が児童の死亡・負傷事故の予防対策の重要性を十分に認識するのは子供たちが無事で、楽しい夏休みを過ごせるのは非常に重要な意義がありますね。

アン そうですね。では、ここで歌をお聴き頂き、今日のハノイ便りを終わりにしましょう。

アン 「幼い頃のタコ」をお送りしました。リスナーのみなさん。今日のこの時間は子供たちが楽しい夏休みを過ごせるための努力についてご紹介しました。それでは、今日のハノイ便りの時間はここで終わります。来週のこの時間に又お会いしましょう。ごきげんよう。          

Chao cac ban。