ベトナムスポーツ界の星グェン・ティ・アイン・ビエン選手
水泳選手グェン・ティ・アイン・ビエンさん
先頃、シンガポールで開催された第28回東南アジアスポーツ大会(Seagame)シーゲームで、ベトナムの水泳選手グェン・ティ・アイン・ビエンさんは金メダル8個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得すると同時に、シーゲームの8つの記録を突破しました。この結果により、アイン・ビエンさんは現在のベトナムスポーツ界の著名な選手となっています。
アイン・ビエンさん(19歳)は個人部門で8個もの金メダルを獲得したことから、第28回東南アジアスポーツ大会の史上に残しました。アイン・ビエンさんについて、第28回シーゲームに参加したブイ・ドク・ギー 第4号国防体育スポーツセンター長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「グェン・ティ・アイン・ビエンという名前はホットとなる名前の一つであり、開催国と地域内諸国の多くの新聞は、10個ものメダルを獲得したアイン・ビエンさんの成績を一面に掲載しました。アイン・ビエンさんの競泳を見た私たちは、とても喜び、誇りに思っています。」
アイン・ビエンさんの成績は、彼女の出身地南部カントー市フォンデェン県ザイスアン村バカオ村落に喜びをもたらしました。彼女の祖母のお話です。
「孫がシーゲームにエントリーしたことを知り、とてもドキドキしましたよ。良い成績を収めたことを聞いて、とても喜んでいます。孫を育成してくださった方々に感謝申し上げたいです。」
さて、アイン・ビエンさんが水泳を始めたきっかけについて、アイン・ビエンさんの家の向う側にはカントー川の支流であるバカウ運河があります。幼い頃、彼女の父親は娘が川に落ちる恐れがありました。それに、3歳の時、隣の家へ遊びに行く途中、アイン・ビエンさんは転んで川に落ちていました。その後、アイン・ビエンさんの祖父は孫に水泳を教える事にしました。それから、毎日午後になると、祖父と孫は家の近くにある川で泳ぐ練習をしました。その結果、アイン・ビエンさんは現地の同じ年齢の友達より上手く泳げるようになりました。小学校に入ってからも、彼女は水泳に夢中にりました。学校レベルと県レベルの全ての競泳に参加し、複数の立派な成績を収めました。そして、アイン・ビエンさんは第4号国防体育スポーツセンターに採用されることになりました。アイン・ビエンさんの才能を発見し、そして、アイン・ビエンさんの初めてのコーチであるボ・タン・ビンさんは次のように語りました。
(テープ)
「私自身はアイン・ビエンさんの成績を誇りに思っています。素晴らしい教え子だからです。アイン・ビエンさんの成績を手本にしてくださいと他の教え子を励ましています。」
シンガポール最大の新聞『ザ・ストレーツ・タイムズ』は、アイン・ビエンさんを「最も印象的な瞬間を持つ選手トップテン」に選びました。その前に、東南アジア地域諸国のマスメディアは、「ベトナムの鉄の娘」とか、「ベトナムと言えば、アイン・ビエンさんを思い出す」、あるいは「ベトナムの新しい水泳の女王」などの言葉でアイン・ビエンさんを讃えています。しかし、父親、親戚、同僚たちの目から見れば、アイン・ビエンさんは親しみやすい娘です。