カンボジア、海上問題で中国との認識一致を否定


27日、カンボジア政府の報道官Phay Siphan氏は、ベトナム通信社のインタビューに答え、「ベトナム東部海域(南シナ海)問題に関して中国との新しい合意は一つもない」と確認しました。

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Phay Siphan氏


これより前に、中国の王毅外相は今月23日までブルネイや、カンボジア、ラオスの3カ国を歴訪した際に、「海上での争いは直接の当事国の対話で解決すべきだと各国で意見が一致した」と強調しました。

また、中国外務省によりますと、4カ国は海上問題で、ASEANと中国間の問題とすべきでないことや、主権国が自らの方法で解決すべきであること、当事国どうしの直接協議で解決すべきであること、地域外の国が建設的な役割を担うべきであることといった4項目で合意したとしています。

これに関し、Phay Siphan氏は、「カンボジアは関連各国に対し、中国とASEANが2002年に達成したDOC=海上での行動宣言を十分かつ効果的に実施し、COC=海上での行動規範を早期に作成し、ベトナム東部海域問題を平和的に解決するよう希望している」としています。

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