写真:VGP/Nhat Bac
2日午後、ハノイでグエン・タン・ズン首相率いるハイフオン市選出の国会議員団はゴークエン区の有権者と会合を行い、第13期国会第7回会議の結果を報告する一方、有権者の意見と提案に耳を傾けました。
会合で、有権者らは第7回会議の結果を高く評価し、社会安全保障、教育、汚職の防止対策など重要な問題が集中的に討議されたとしています。また、国会で中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚にリグを違法に設置したことは周到に討議された上で、理に適ったベトナムの主張を明らかにした声明が発表されたことは受け止めました。
ゴークエン区の有権者らはベトナムの党、国家、国会、政府が中国に対し、ベトナム領海からリグを直ちに撤去するよう求めることへの支持を表明しました。
これを受け、ズン首相は有権者の率直で責任ある意見を評価し、次のように語っています。
(テープ)
「私たちは中国をはじめ、各国との平和、友好の維持に全力を尽くし、国の建設、発展、国民の生活水準の向上を狙っています。しかし、平和、友好は祖国の独立、自主、主権の確保を基礎にしなければなりません。私たちは決していかなる脅迫、圧力、依存も受けません。今後も、この主張を堅持します。」
ズン首相は平等と互恵を基礎に中国との経済、貿易、投資分野での協力を維持すると明らかにしました。