ダナン市で「ホアンサ、チュオンサ・歴史的証拠」展示会
19日午前、中部ダナン市の博物館で、「ベトナムのホアンサ、チュオンサ・歴史的証拠」と題する展示会が開幕しました。
展示会では国内外の研究者、学者が公表したおよそ150枚の地図や中国の最後の王朝である清朝と中華民国政府が出版した4冊のアトラス世界地図帳をはじめ、様々な資料、文書、印刷物、品々が出展されています。
これらのアトラスには中国の最南端の国境が海南島に至ると明記されていますが、ホアンサとチュオンサ両群島の存在が触れられません。ベトナム歴史科学協会副会長兼事務局長のズオン・チュン・クォク歴史研究者は次のように語りました。
(テープ)
「この展示会では歴史的証拠、つまり、私たちが収集した従来からの客観的な現物が展示されています。これらはホアンサとチュオンサ両群島をはじめ、海と島に対する我が国の領有権を立証する法的・歴史的基盤となっています。」
この展示会を通じて、ベトナムは各時期にわたって、ホアンサとチュオンサ両群島を開墾し、領有権を主張、確保してきたことが分かりました。