17日、ベルギーとルクセンブルク駐在ベトナムのファム・サィン・チャウ大使は、ニューユーロネットに「東海(いわゆる南シナ海)の水をきれいにする事実」と題するコメントを寄稿し、ベトナム東部海域に関するベルギー駐在中国の大使の中傷論調を否定しました。
ベトナム船を後ろから体当たりしようとする中国船
チャウ大使は、「ベトナムは現在中国が不法に占拠しているホアンサ群島に対する主権を証明する証拠を十分に持っている一方、中国側はこれを証明する資料を提出できない」と指摘した上で、「中国は、ベトナム東部海域に平和を取り戻したいと言うが、自国の善意を行動で証明してください」と求めました。
また、「中国は、自国の善意を示すために、近隣諸国の主権の侵犯や、挑発行為を中止し、1982年国連海洋法条約をはじめ国際法を遵守する必要がある」としています。