ベトナム、仲裁裁判所が客観的な裁定を出すことを希望


オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が7月12日にベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)の領有権をめぐりフィリピンが中国を相手取って訴訟を起こした事件に関する裁定を出すことについて、外務省のレー・ハイ・ビン報道官は7月1日、記者団のインタビューに応えました。

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(写真:DigitalGlobe)


その中で、「ベトナムは仲裁裁判所が今月12日に裁定を出すことに関する通報を受けた。ベトナムはこの問題の当事者で、特別な関心を寄せている。常設仲裁裁判所が公平かつ客観的な裁定を出すことを希望している」と語りました。

また、ビン報道官は、領海紛争を1982年国連海洋法条約をはじめ国際法に従って平和的措置で解決することを支持するというベトナムの終始一貫した立場を再確認しました。

 

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