ベトナム東部海域の平和、安定は世界の航海自由の確保につながる
26日午前、ホーチミン市で、ベトナム法律家協会とホーチミン市法律大学の共催により、「中国がベトナムの領海に石油リグ「海洋981」を設置したことに関連する法律的問題」をテーマとした国際シンポジウムが開かれました。シンポジウムには世界12の国々と地域の国際法の専門家、国際組織、外交団、ベトナムの研究者らが参加しました。
シンポジウムで出された意見はいずれも世界各国の航海の自由に関するベトナム東部海域の戦略的な意義を確認した上で、この海域の平和、協力、繁栄の維持の重要性を強調しました。
ホーチミン市法律大学のマイ・ホン・クイ( Mai Hong Quy) 学長は次のように語りました。
(テープ)
「中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグ「海洋981」を設置したことにより、政治的法律的問題が浮上しています。このシンポジウムに参加した代表は漁民の正当な権利を取り上げました。」