ベトナム、第5回国際安全保障会議に参加

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既にお伝えしましたように、27日、モスクワで第5回国際安全保障会議が開幕し、80カ国や国際組織の代表500人あまりが参加しました。ベトナムからはゴ・スアン・リック国防大臣率いる代表団が臨みました。

会議ではテロとの戦いをはじめ、世界安全保障、とりわけ欧州、中東、アジア太平洋地域の安全保障問題が主要議題として討議されています。開会式で、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は演説を行い、「現状におけるテロとの戦いの重要性を強調するとともにロシアとNATO、また、アジア太平洋地域諸国との関係を点検しました。

「アジア・太平洋地域の安全保障面での試練と国際軍事協力の可能性」と題する第2回全体会議で、ベトナムのゴ・スアン・リック国防大臣はスピーチを発表し、その中で、「ベトナムは常に国家と民族の利益の確保に際し、国際法を遵守し、相互尊重、平等、互恵を基礎とするとともに独立、自主、平和、協力、発展、国際社会への主体的な参入、国際関係の多様化、全方位外交路線を堅持している」と強調しました。また、ベトナムの国防政策は平和かつ自衛を原則として、他国に対抗せず、他国の利益に害を加えないとともにあらゆる紛争を平和的措置で、国際法に従って解決するとしています。また、リック大臣は21世紀におけるロシアのアジア太平洋地域での発展戦略にはアジア太平洋諸国との協力の強化は一時的な政策ではなく、戦略的決定であると定められた」と述べ、次のように語りました。

(テープ)

「アジア太平洋地域は域内諸国が平和的に共存し、大きな利益を共有するよう十分に広いです。ですから、ベトナムはロシアをはじめ、全ての大国が地域の安全保障に対する責任感を示し、アジア太平洋を平和、安定、発展の地域に発展させるよう希望しています。我々はアジア太平洋の平和と繁栄に向け、力を合わせましょう。」

 

 

 

 

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