ベトナム、航海と航行の自由に関する立場を再確認


25日、ラオスで開催中の第49回ASEAN外相会議と関連各会議に出席中ファム・ビン・ミン副首相兼外相はASEAN・インド外相会議を主催しました。

席上、ベトナム側はASEANと相手国との協力状況を評価した上で、インドを含め相手国に対し、ASEAN共同体構築や、ASEANの中心的役割の維持、域内の平和、安定、発展の維持などを支持するよう訴えました。

また、ASEANと相手国との経済、投資、IT=情報技術協力、発展格差の是正、メコン川流域諸国間の協力、テロ対策、気候変動への対応などに関するイニシアチブを提案しました。領海紛争問題に関し、ミン副首相兼外相はその緊張情勢に深い懸念を表明した上で、領海紛争を1982年国連海洋法条約をはじめ国際法に従って平和的措置で解決すべきというベトナムの終始一貫した政策を再確認しました。

また、「武力行使、または、武力による威嚇をせず、DOC=海上行動宣言を徹底的に履行し、COC=行動規範を早期に作成する必要がある」と訴えました。ミン副首相兼外相は国際社会に対し、領海紛争の平和的解決を支持・支援するよう呼びかけました。

 

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