在日本ベトナム大使館のドアン・スアン・フン大使は6月17日付の読売新聞に投稿した際、「ベトナムはホアンサ群島に対する領有権を示す複数の正統な証拠を公表してきた。一方で、ホアンサ群島への領有権に関する中国の史料は根拠のないものばかりだった。」と強調しました。
さらに、フン大使は、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を不法の設置した事はベトナムの主権に対する深刻な違反であり、国連憲章や国連海洋法条約及びDOC=海上行動宣言にも違反している」と訴えました。フン大使はまた「ベトナム政府は中国との関係を重視していますが、領土保全、平和、公理の保護を目指す為に、国際法に従ってあらゆる平和的措置を断固として適用する。ベトナムは日本国民を含む世界各国民がベトナム国民への支持を継続するよう望んでいる。」と強調しました。