7日午前、ホーチミン市の東南部人民武装勢力博物館で「ベトナムのホアンサとチュオンサ・歴史的・法的証拠」と題する展示会が始まりました。
展示会ではフランス語やベトナム独自の文字「チュノム」、ベトナム語の資料や1954年から1975年にかけて南部傀儡政権が発行した行政資料、1975年からこれまでベトナム社会主義共和国が発行した行政資料などが出展され、ホアンサとチュオンサ両群島に対するベトナムの領有権を立証しています。また、18世紀から19世紀にかけて西側諸国が出版した関連の資料や印刷物も展示されています。開会式で情報通信省のグエン・バク・ソン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「この展示会はホアンサとチュオンサ両群島に対する領有権をはじめ、ベトナムの領土保全を主張するとともに、全党、全軍、全国民の領土問題への認識向上に寄与するでしょう。また、全国民に対し、祖国の建設、防衛、また、領土保全、ホアンサとチュオンサ両群島の防衛に力を尽くすよう、激励する働きがあると思います。」
なお、展示会は21日まで開かれます。