中国の違法な人工島に関する写真展、韓国で開催



11 日と12日の両日、韓国のデジョン市で、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海にあるベトナムのチュオンサ諸島で中国が違法に埋め立てた人工島に関する写真展が行なわれました。


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写真を見ている韓国人(写真:VNA)


この写真展は、デジョン市在留ベトナム人協会が韓国のコニャン大学のキム・ヒュンジューン教授の支援を受けて開催したものです。写真展では、中国の違法な埋め立て、及び、チュオンサとホアンサの両群島に対するベトナムの主権に関する80点の写真が展示されました。

写真展で、韓国駐在ベトナム大使館のファム・フー・チ大使は、「写真展を通じて、韓国を含む世界の人々に、中国の違法な埋め立てがベトナムの主権を深刻に侵犯 していることと、ベトナムの領土保全事業を知ってもらいたい」と述べました。この機に、チ大使は、韓国を含む世界の人々がベトナム東部海域問題に対するベトナム主張を支持してくださっていると述べ、感謝の気持ちを表しました。

一 方、キム教授は、中国が最近ベトナム東部海域で進めていた埋め立て工事はこの海域の平和、安定、航行の自由だけでなく、海域の自然と生態系にも悪影響を与えていると批判しました。また、キム教授は、今回の写真展を通じて、世界各国にベトナム東部海域の平和、安定、航行の自由のために行動するよう呼びかけまし た。

なお、これに先立ち、この写真展は韓国のプサンとクァンジュの両市で開催されました。

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